令和5年3月30日、福井地裁は三丹側の主張を認め、民事保全法に基づく仮処分の決定をした。
私は三丹本店のアフレア出店を期待していたため、当然の結果だと受け止めている。
この問題の経緯は市や議会にいなければすべて理解する事は出来ないが、新幹線開業までに完成が間に合わない事と資金問題だと新聞か何かで見た記憶がある。
そこであわら市はコンビニを誘致して開業に間に合わせようとした。
確かに全国色々な駅に降り立ってみると、セブンイレブンなどのコンビニが必ずあると思っていた。
そして、とても便利なのは間違いない。
しかし、市の対応としては大人気ないと私にはみえた。
契約や協議を反故にすれば普通訴えられるのが法治国家日本の常識であり社会人なら、なおさら自治体や議会は慎重になるべきだったはずである。(この複雑化した社会では、この先もこういった争いは増えていくと予想される)
なぜこのような暴挙を止める事が出来なかったのか。
市長は税金の使い道として、これ以上の負担をしないためとか、新幹線開業に間に合わせるためとか言っていたが、本当にその考えが正しいのかは疑問だ。
なぜなら、行政の在り方としては出店を期待している住人、雇用される人々、建築を請負う会社などの権利や利益も考慮されるべきだからだ。
吉崎の道の駅のように、賑わいを期待している周辺住人もいたはずだ。
やはり、あわら市は行政法をはじめとする、法の理解が足りてないように私は感じる。
そして、まちづくりに対する認識も成功事例のある市町村とは違っているようだ。
特に、私は勉強してますと言っていた議員さんたち、もっとしっかりして下さい。
何を勉強してるのですか?
以前同僚だった市長には、助言出来ることは大いにあるはずです。